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◆今日の読書 yom yom(ヨムヨム)03月号 丕緒の鳥(十二国記)/小野不由美

◆今日の読書 yom yom(ヨムヨム)03月号 丕緒の鳥(十二国記)/小野不由美

ついに、ついに出ました!十二国記シリーズ番外編。

何気なく、そういえば小野不由美の新刊出ないかな?と、検索していたら「yom yom」という雑誌がヒットし、しかもその日は発売日!という奇跡に、仕事中(!?)にもかかわらず、嬉しくて小躍りしそうになりました。

780円なんて安いもの、と早速買って帰り、ゆっくり時間をかけて読みました。
…6年半ぶりの新作、本編じゃなかろうが、短編だろうが全然いいんです!お話を書いてくれたことにありがとう。掲載してくれた新潮社にもありがとう。
本当に嬉しい。幸せ。

今回のお話の舞台は慶国。丕緒という人物の目線で語られる、過去から陽子が登極してすぐくらいまでのお話です。とても切ないけれど素敵なエピソードで、いつものようにうるっとしてしまいました。

この機会に、また過去のシリーズ(もう何回読み返したかわかんないくらい読んでるけどね)を引っ張り出してきて飽きずに読み返そうと思います。

続きが出ることを心から願って!

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◆今日の読書 光の帝国―常野物語/恩田陸

あらすじ:
膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから―「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

感想:
また素敵な本にめぐり合えたと嬉しく思いました。
最後まで読み終わってしまうのがとても残念で、途中何度も戻って読み返したほど。

個人的には「光の帝国」と「手紙」が好きです。
本の中盤あたりで「光の帝国」の章を読み、ここで一気に“常野一族”への愛着が高まりました。その後は、どの章を読んでも胸がいっぱいになって涙が出てしまうのでした。

あとは「手紙」の中で、ツル先生とジロウさんが出会うくだりに感動。
この本を読んで恩田陸がますます好きになりました。

続編の「蒲公英草紙」を読むのが、今から楽しみです!

おすすめポイント:
勝手に評価:★★★★★

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

著者:恩田 陸

光の帝国 光の帝国

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◆今日の読書 まほろ駅前多田便利軒/三浦しをん

あらすじ:
東京のはずれに位置する‘まほろ市’の駅前にある便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼はどこかきな臭い。多田と行天コンビの魅力満点の連作集!
直木賞受賞作

感想:
前に一度図書館で借りてみたものの、忙しくてなかなか読めずにいたら、返却期限がきてしまい、途中断念した本。

なぜかその時は「まぁ続き読むの、今じゃなくてもいいかな~」という気がして、だいぶ時間が経ってしまいましたが、先日読んだ「風が強く吹いている」が、半端なく素敵だったのでこれは、まほろ~も最後まで読んでみた方がよいのでは?と思い、再びチャレンジしてみることにしました。

そして今回無事読み終わって思ったこと。
「この本は物語の中盤位から面白くなる本だったんだなぁ」です。

後半に進むにつれ、登場人物たちの接点が繋がり出し、グイグイ引き込まれます。そしてラスト、主人公2人の心の変化(友情?)にほろりとさせられました。

あと、なんとなく思ったのですが、この本はどちらかというと“女性向き”なのかもしれません。少し女性目線かな?と思いました。

それにしても、三浦しをんの描く登場人物は、皆マンガのキャラクターのように個性的でキラキラしてて、とても魅力的。
ぜひ続編を書いて欲しいです。

勝手に評価:★★★★★

まほろ駅前多田便利軒

著者:三浦 しをん

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◆今日の読書 容疑者Xの献身/東野圭吾

あらすじ:
「探偵ガリレオ」物理学者湯川シリーズ第3弾。
天才数学者でありながら、さえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか。

感想:
東野圭吾の本を読むのは「探偵ガリレオ」に続き2冊目。私の周りには“東野圭吾の本は面白い”という人が多いので、前々から気になっていました。

でも今まで、なかなか読む機会が無かったのは、図書館で借りようと思ってもいつも貸し出し中で棚に無く、手に取る機会が無かったから。ちなみに、今回は事前にネットで予約をし、3ヶ月くらい待ってようやく読むことができました。

月9でドラマも始まって、今はますます借り難くなっているかもしれませんね。もしかして良い時に予約を入れたのかも?

さて「容疑者Xの献身」。
謎解きの要素が強く、とても面白く読めました。主人公やサブキャラに人間味があり、物語にもすんなり入っていけます。

そして途中から、私なりに何となくラストを予想していたのですが、それは見事に覆されて、思いもよらない衝撃の結末が用意されていました。…あの伏線がこうくるかぁという感じです。

草薙刑事と同じく私もすっかり石神にだまされてしまいました。

残念ながら、魂を揺さぶられるような…、とまではいかないまでも、さすがに数々の賞を受賞された本だけあって、非常に面白かったです。

まだ未読の「予知夢」も読んでみたいと思います。

勝手に評価:★★★★☆

容疑者Xの献身

著者:東野 圭吾

容疑者Xの献身 容疑者Xの献身

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◆今日の読書 フィッシュストーリー/伊坂幸太郎

あらすじ:
伊坂ワールドの名脇役たちが遭遇する、「別の日・別の場所」での新たな事件。売れないロックバンドが、最後のレコーディングで叫んだ音にならない声が、時空を越えて奇蹟を起こす。伊坂幸太郎の真骨頂とも言える多重の企みに満ちた表題作他、読者人気の特に高い“あの人”が、今度は主役に! デビュー第一短編から最新書き下ろし中編まで、変幻自在の筆致で編んだ伊坂流ホラ話の饗宴。

感想:
さくさく読める4つの短編集。

物語の登場人物が他の伊坂作品とリンクしていて、それに気付くとちょっと嬉しい気持ちになれる本。
といっても、リンクを知らないイチゲンさんも十分楽しめるストーリーだと思います。

実際にわたくし、昔に読んだ「オーデュボンの祈り」と、今回の短編“動物園のエンジン”がリンクしてることに、最後まで気付きませんでした。(他の人のレビューで知った不甲斐なさ…)
あの時は、随分興奮して読んだハズなのになぁ。記憶力がさび付いている証拠かも。

そして、今回の本の中では、“フィッシュストーリー”が好きです。

自分の人生が、誰かの出来事につながっていくのかもって考えると、何か幸せで特別な気持ちになります。輪廻ですかね。

本を読むといろいろな事を教えられます。

「フィッシュストーリー」素敵な本です。
そしてできれば、彼の他作品を読後に手に取ることをお勧めします。

勝手に評価:★★★★☆

フィッシュストーリー

著者:伊坂 幸太郎

フィッシュストーリー フィッシュストーリー

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◆今日の読書/中庭の出来事 恩田陸

あらすじ:
瀟洒なホテルの中庭。こぢんまりとしたティー・パーティの席上で、気鋭の脚本家が不可解な死を遂げた。周りにいたのは、次の芝居のヒロイン候補たち。自殺、それとも他殺? 犯人は誰? それとも、これもお芝居? 互いに交錯し、乱舞するスレ違う場面。眩暈がするほど悩ましい、恩田ミステリ。
※第20回山本周五郎賞 受賞
※ケータイ文庫から生まれた本

感想:
さて、ようやく読み終わりました「中庭の出来事」
んー、なんとなく消化不良。
謎が謎を呼びすぎて、最後の種明かし的な章を読んでも「…えっ終わり?続きは?」と言いたくなるような、微妙にしっくりこない終わり方でした。

私が会社の行き帰りに、ちらりちらりと読んでいたからますます話が分かりにくかったのかな?最後まで読めたので、それなりに面白くはあったんだけど。

しかし恩田陸の作風は、つくづく幅広いなぁ。
「ユージニア」みたいに、ちょっと精神にグッとくるミステリ書くかと思えば、「夜のピクニック」のような、万人に好まれ映画化される本を書いてみたり。ホント天才。

そして、この次の恩田作品は「木漏れ日に泳ぐ魚」を入手したので読んでみる予定。面白いといいな。

勝手に評価:★★☆☆☆

中庭の出来事

著者:恩田 陸

中庭の出来事 中庭の出来事

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◆今日の読書 風が強く吹いている/三浦しをん

あらすじ
箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。
長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた超ストレートな青春小説。(「BOOK」データベースより)

感想:
三浦しをん、直木賞受賞後第一作。
「風が強く吹いている」を読んでいる時まるで面白いマンガを読んでいるように情景が浮んできて、読みながら心臓がドキドキしてしかたありませんでした。

スポーツって、青春って素晴しい!
確かに、この本にはさわやかな、そして力強い風が吹いていると思います。

一度は陸上界から去ろうと思った2人と、陸上経験のほとんど無い8人が団結して箱根駅伝を目指す。一見無謀におもえるストーリーも、読み進め感情移入していくうちに全く気にならなくなり、最後はすっかり寛政大学のサポーターと化しました。

キャラクター10人の個性が、本当に良く描けていて、私も一緒になって悩んだり、活躍を我が事のように喜んだり。

ラストまで飽きさせることなく、グイグイと引っ張っていける三浦しをんの筆力はスゴイと思います。

恥ずかしながら久々にうるっときました。

間違いなし、お勧めの一冊です。

おすすめポイント:
勝手に評価 ★★★★★

風が強く吹いている

著者:三浦 しをん

風が強く吹いている 風が強く吹いている

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◆今日の読書 町長選挙/奥田英郎

都下の離れ小島に赴任した精神科医の伊良部。
島は折から町長選挙のまっただ中で、伊良部も「物事、死人が出な
きゃ成功なのだ」というほどの、島を二分する争いに巻き込まれて
しまう。直木賞受賞作『空中ブランコ』から2 年、あのトンデモ
精神科医・伊良部が引きこもりに!?
(ダ・ヴィンチより)

感想:
「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」に続く待望の続編!
さくさく読めて面白い、非常に文章に力のある良質な娯楽小説です。

伊良部みたいなお医者さんがいたら、こっそり私生活を覗きたい。
自分が診察されるのはイヤだけど(笑)

伊坂幸太郎の本が好きな人はたぶん好きなテイストでないでしょう
か。お勧めの1冊です。

おすすめポイント:
勝手に評価  ★★★★☆

町長選挙

著者:奥田 英朗

町長選挙 町長選挙

販売元:楽天ブックス
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